【佐倉市】臼井出身、長嶋茂雄さんの展示室(記念館)がある長嶋茂雄記念岩名球場には、長嶋さんを偲んで訪れる方々のための記帳台が設置されています。

2025年6月3日(火)、佐倉市の名誉市民、読売巨人軍の長嶋茂雄・終身名誉監督が、肺炎のため、東京都内の病院で亡くなったことが発表されました。89歳でした。

長嶋茂雄さんは千葉県印旛郡臼井町(現佐倉市)に生まれました。臼井国民学校(現臼井小)、佐倉中学校、千葉県立佐倉第一高校(現佐倉高校)を経て、立教大に進学。東京六大学、そしてプロ野球と、野球に人生を捧げた国民的スター。佐倉市民の誇りです。

訃報を受け、岩名運動公園にある長嶋茂雄記念岩名球場の正面入口には記帳台が設置され、長嶋茂雄さんを偲ぶ多くの方々が集まっていました。※ご遺族のご意向により、献花やお悔やみの贈り物等は預かることはできないそう。

岩名球場の中には、長嶋茂雄さんの記念品や写真がたくさん展示されている長嶋茂雄記念岩名球場展示室(記念館)があります。

岩名運動公園管理事務所に問い合わせたところ、展示室の観覧日は不定期で、次回の観覧日は6月4日(水)・11日(水)の予定だそう。ただ今回の訃報を受け、今後の予定は現在検討中とのこと。

6月3日はちょうど観覧日であったため、記帳に訪れた方々は皆、長嶋茂雄さんの写真に見入っていました。展示室へ向かう廊下にも、たくさんの写真が並んでいます。

展示室内のモニターでは、長嶋茂雄さんの小学校時代からの写真が動画にまとめられて紹介されています。ガラスで仕切られたスペースの中には、長嶋茂雄さんのサイン入りユニフォームやバッド、ボールなどが展示されていました。

長嶋茂雄記念岩名球場ではこれまでに8回、長嶋茂雄少年野球教室が開催されており、佐倉市の少年たちが直接指導を受けた時の写真も。長嶋茂雄さんと、子供たちの笑顔が印象的です。

ユーモアたっぷりな言動や気迫あふれるプレーでプロ野球を盛り上げ、生涯にわたり野球に対する情熱を持ち続け、多くの人々に感動を与えた長嶋茂雄さん。野球は観なくても、長嶋茂雄さんのファンだという方も多いのではないでしょうか。

長嶋茂雄記念岩名球場展示室(記念館)で、当時の思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか？　長嶋茂雄さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

※記帳台は市内ではもう1カ所、佐倉市役所1号館1階ロビーにも設置されています。

※追記：長嶋茂雄記念岩名球場 展示室は7月3日(木)まで毎日公開されることが決定しました。詳しくはこちら

長嶋茂雄記念岩名球場はこちら↓