新型コロナウイルス感染症や台風被害の影響で中止が続いていた八街市の伝統文化「八街神社大祭」が４年ぶりに開催されることになりました。元々は八街神社と市内に鎮座する５つの稲荷神社、そして大宮神社の７社合同で行われていた秋の収穫祭にはじまったお祭りは、現在では７つの区が神輿と山車で市内を練り歩き大いに賑わいます。
※2022年は八街市役所駐車場でのお囃子・踊りの競演は行われません。

資料提供：八街大祭実行委員会

お祭りのメイン会場は、八街市役所・けやきの森公園や駅周辺になりますが、八街神社あっての「八街神社大祭」。毎年順番で変わる「大年番区（2022年は四区）」の区が八街神社へ奉納する神輿を担当し、２日目の夜には八街神社へ神輿を「宮入」する行事が行われます。
八街神社は国道409号沿いに看板があり、国道から鳥居までも広さがあり、鳥居の奥もとても広く境内には十分なスペースの駐車場があります。鳥居の横を抜けて駐車場へ入れるようになっています。
※八街神社大祭へお越しの際は駐車場の使用ができません。また、周辺道路は交通規制により大変混雑しますのでお車でのご来場はご遠慮ください。
境内にある記念碑（一部抜擢）によると、村民の希望で「元官幣大社 氷川神社」の御霊を村の産土神としてお祀りしていましたが、八街の開墾者、戸長大久保正雄氏と西村郡司氏が氷川神社神宮を再度招き遷座祭を行い、西村氏の土地の寄進があり社殿を建設したことが現在の八街神社の始まりとのことです。
御祭神は稲田姫命・須佐之男命・大己貴命の三神。近年ではライダーズ神社として、遠方からバイクで参拝に来るライダーにも人気の場所になっています。
八街市の名物と言えば「落花生」。落花生の形に秋の八街市の景色「ぼっち」が描かれた可愛い開運絵馬もあります。まさに八街ならではの絵馬ですね。
八街神社大祭が4年ぶりに開催されるこの機会に、八街神社を参拝してみてはいかがでしょうか？

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