【佐倉市】草ぶえの丘の陶芸体験。土をこねるのって超楽しい!自分用にプレゼント用に、オリジナル作品を作ってみませんか?
佐倉草ぶえの丘にある陶芸舎では、日曜・祝日に陶芸体験ができることをご存じでしょうか? 体験教室は1日2回、13時からと14時半から開催しており、所要時間は1時間半ほど。大人の付き添いがあれば、3歳以上のお子様から体験できます。
体験当日に草ぶえの丘入口にある直売所で粘土券(1000円+別途入園料)を購入。先着順で各回定員10名になり次第、販売終了となります。体験時間に合わせて、直売所から徒歩3分ほどのところにある陶芸舎へ向かいます。
柔らかい土でろくろをまわして作るものを想像していましたが、固めの粘土をコネコネする手びねりタイプ。子供にも体験しやすい内容でした。
作るものはカップ、お皿、ハニワなどお好みで自由に選べますよ。陶芸舎の中には、いろんな陶器の作品が並んでいました。
時間になると、講師が前に出て作業工程の説明が始まります。一通りの流れを聞いたあと、いざ粘土コネコネスタート! 今回は講師が説明してくれたものと同じ、マグカップを作っていきます。
①用意された粘土を4分の1に切り分けて、底の部分から作ります。入れた飲み物が漏れたら困りますから、大事な部分です。
粘土の感触が冷たくて、柔らかくて気持ちいい~。4分の1にしたもうひとつの粘土を細く伸ばして底部分の上に一周まわし乗せます。大人の指くらいの太さで均一にひも状に伸ばしていくのも、やってみると意外と難しい!
講師が見せてくれたように、外側も内側もサラッと平らになるように、隙間を指で優しく撫でて埋めていきます。
②残り半分の粘土も細く伸ばし、ろくろをまわしながらぐるっと高く積んでいきます。ここでポイントが、上に行くにつれて細くしていくこと。厚みを均一にしようと伸ばしていく時にどうしても上が広がってしまうからだそう。
ひも状にした粘土を積んだら、隙間を埋めるように指で撫でて整え、厚みを揃えます。固めの粘土でも、一押し一押しの力加減によってすぐ歪んでしまうので、集中…。この緊張感のある作業が、面白い!
③口の部分が平らになるよう、器具を使って山になっている部分を切り取ります。
④余った粘土で取手や飾りを付けます。接着部分を水でよく濡らして溶かしてから付けると、取れにくくなるそうです。竹串で文字や柄を描いてもOK。どんなデザインにしようかな~と悩む時間もドキドキわくわくして楽しいです。
⑤ひっくり返して底面に制作日付と名前を削り、角が滑らかになるよう、底の角と口の角を塗れ布巾で撫でて、完成! ⑥色見本の中から好きな色を選んで、色名が書かれた紙を作品に添えたら、あとは講師にお任せです。
体験で制作した作品は、陶芸舎にて乾燥→素焼き→釉薬で色付け→本焼きの工程を経て、2ヶ月後に完成します。完成連絡をもらったら受け取りに行くか、住まいが遠い方は前もって発送先を記入しておけば郵送もしてくれるそうですよ。
この日の参加者はカップ、お皿、灰皿など心を込めた作品を完成させ、楽しい時間を過ごしていました。粘土をこねて、あなたならどんなオリジナル作品を作りますか? 日曜・祝日には佐倉草ぶえの丘陶芸舎へ、足を運んでみてはいかがでしょうか?
佐倉草ぶえの丘 陶芸舎はこちら↓