【佐倉市】絵本「がけのうえのやぎ」を描いた画家・稲垣利章さん。地域と世界をつなぐ表現者として、漫画島での挑戦が始まります。

佐倉市在住の画家、稲垣利章(いながき・としあき)さん。現在56歳の稲垣さんは、これまでパラリンアートなどを中心に活動してきた表現者です。2020年5月に崖の上に現れたやぎ(現在、草ぶえの丘にいるポニョ)をモデルにした作品「がけのうえのやぎ」は、多くの人の心をつかみました。

稲垣さん がけのうえのやぎ

※画像提供:稲垣利章様

稲垣さんの絵は、ダイソーで発売されるパラリンアートカレンダーに採用されているほか、ユーカリが丘のsobaCafe3〇1や、新町のレコーディングスタジオSAINT D(セイント・ディー)にも飾られています。

稲垣利章 「冬の湖」ダイソーカレンダー2024

※画像提供:稲垣利章様/2024年ダイソーカレンダー採用「冬の湖」

数々の作品展で受賞しており、佐倉市内のカルチャーセンターでは、これまで半年以上にわたり講師経験も重ねてきました。

稲垣利章 オートバイ

※画像提供:稲垣利章様/Sobacafe3〇1に飾られている絵

そんな稲垣さんが、2025年5月より新たに挑戦しているのが漫画島の講師としての活動。すでに多くのプロの漫画家たちがこの島に訪れ、講師として若い表現者たちと交流する中、稲垣さんもその一員として準備を進めています。

漫画島 チラシ

※画像提供:稲垣利章様

数々のジャンルの絵画を描いてきた稲垣さんですが、「漫画」というジャンルでの指導は初めて。「画家としての目線から、漫画の枠を超えた深みのある表現を教えていけたら」と話します。

漫画島 チラシ2

※画像提供:稲垣利章様

もちろん、挑戦には課題も。移動手段や滞在費、生徒の確保、そして自身の健康。障がいを抱えながらの活動は決して簡単ではありませんが、「世界の漫画島にするために、この島の魅力を発信していきたい。そして、佐倉市で活躍する作家として、誇りを持って活動を続けたい」と力強く語ります。

稲垣利章 壁絵

※画像提供:稲垣利章様

テレビにも取り上げられ、注目が集まりつつあるこの「漫画島」の取り組み。佐倉発・世界行きのアートと表現の架け橋として、稲垣利章さんのこれからの歩みに注目です!

稲垣利章さんの絵が飾ってある「SAINT D」はこちら↓

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