【四街道市】セアカゴケグモに注意してください。
国内では、平成7年に大阪府で初めて発見された、セアカゴケグモはオーストラリアを原産とする特定外来生物で、メスは毒を持っています。
2020年5月14日市内でセアカゴケグモが発見されました。場所はもねの里6丁目地先で、メス7匹です。
【特徴】
◇毒を持っているのはメスのみ(オスは無害)です。
◇成熟したメスは、体長約7から10ミリメートル、全体が黒色で、腹部背面に目立つ赤色の砂時計のような模様があります。
◇オスは、体長約4から5ミリメートルで、腹部背面に灰白色で中央に縁取りのある白い模様があります。
◇攻撃性はなく、おとなしいですが、触れると咬まれることがあるので注意してください。
◇乳白色の卵のうが発見されることもあり、中には100匹ほどの子グモの卵が入っています。
【生息場所】
◇日当たりの良い暖かい場所で、地面のある広い場所であれば、人工物のあらゆるくぼみや穴、裏側、隙間に営巣します。
【発見した場合】
◇素手で触らず、靴で踏み潰す、熱湯をかける、殺虫剤を噴霧するなどの方法で駆除し、市役所または保健所(印旛保健所)へ連絡してください。なお、側溝に近い場所で魚毒性の高いピレスロイド系の殺虫剤を使用する際には周辺環境に十分注意してください。
◇卵のうに対しては、しっかり踏み潰すか焼却してください。
◇セアカゴケグモは「特定外来生物による生態系等に係る被害防止に関する法律」に基づく「特定外来生物」に指定されているため、生きた個体を持ち運んだり、飼育することは禁止されています。
【もし咬まれてしまったら】
◇すみやかに医療機関にご相談ください。咬んだクモの種類がわかるように、可能な限り殺したクモを持参してください。
◇咬まれた直後は局所に軽い痛みを感じるのみですが、次第に痛みが増し、腹痛や胸痛が起こることがあります。
◇通常は、数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛などの全身症状が数週間継続することがあります。
◇重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。
噛まれないように外で作業する場合は軍手などを着用してくださいね。
発見された「もねの里6丁目」周辺です↓↓