【佐倉市】里芋の亀がかわいい!今年の五穀豊穣を祈る伝統行事、御奉射(おびしゃ)が畔田で行われました。
御奉射(おびしゃ)とは、1月~2月に行われる弓矢で的を射てその年の豊凶を占う行事です。
現在では実際に弓矢を射る地区は少なく、畔田地区では簡素化してはいますが、春日神社と正光寺薬師堂の2ヵ所で、同日同時刻に行われるという珍しい行事となっています。
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畔田にある春日神社
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畔田にある正光寺薬師堂
この畔田の御奉射(おびしゃ)が、2025年2月23日(日)に執り行われました。
今年の五穀豊穣を願い、こちらが飾られます。御盆にお米と大根を入れてあり、畔田では里芋で作った亀が乗せてあります。そこへ松竹梅の枝をさし、半紙で折った鶴を飾ります。横には魚を加えてありました。
御奉射(おびしゃ)の年番交代として、神前に飾られていた幣束の受け渡しが行われました。
行事の後には2ヵ所で飾られていた亀を持ち寄り、区民館で懇親会が開かれました。
こういった伝統行事は、地域の方々の協力により守られているのですね。
また、御奉射(おびしゃ)が行われた正光寺薬師堂の下では、新たに藤棚が作られているところでした。新たな名所になるかもしれませんね。
正光寺薬師堂はこちら↓